代表インタビュー

代表インタビュー

■記者:
何故、現在のお仕事に就かれたのですか。

社長写真
■高際:
妹夫婦がアルマイトのメッキを手がけており、その工場の手伝いを始めたことがきっかけです。
昭和61年に独立した当初は、妹夫婦と同様にアクセサリーのメッキ加工のみを手掛けていましたが、次第に東南アジアの安価な商品に押され気味になり、経営体制の抜本的な見直しをせざるを得なくなりました。

そこで私は海外では加工が難しい、高い技術力が必要な製品の取り扱いと同時に、メッキだけではなく、プレス加工をはじめとする製品の完成に必要な加工の全てを自社で行うことに決めたのです。また、製品の種類にもこだわらず、あらゆる分野のものを扱うようにしました。

お蔭様で現在では、大手音響メーカーや家電メーカーの商品に使われる金属製のロゴマークなど、様々な製品を手掛けるようになったのです。

■記者:
大幅な方向転換を図られたようですが、技術的な面を軌道に乗せるまでには、苦労されたのではありませんか。

■高際:
確かに当初は大変でした。けれどスタッフに恵まれたお陰で早い時期に体制を整えることができ、現在は技術的な面では何の心配もありません。私共では自社で加工を行うほか、多くの外注業者にも協力を仰いでいますが、両者の関係は技術協力と相互信頼の上になりたっています。

■記者:
と言いますと?

■高際:
それぞれの業者には得意とする加工がある反面、設備的に加工 が困難なものもあり、お互いに不得手な部分を補い合うことで、仕事の幅を広げることができるのではないかと考えたのです。
手に負えない製品の加工が発注され、受注を断らざるを得ない場合も少なくありませんが、そのようなことをすると、今後の取引に何らかの影響が生じることも考えられますし、経営者としてはそういった事態はなんとしても避けたいと考えるでしょう。
しかし、できない仕事を受けるわけにはいかない。そこで手に負えないような仕事が持ち込まれた場合は、私共がその加工を引き受け、私共からは各業者の得意分野や技術力に応じた仕事を発注することで、全ての注文をこなせる協力体制を採ることにしたのです。

■記者:
なるほど。そういったシステムであれば、どのような仕事が入っても安心ですね。

■高際:
ええ。それぞれが協力業者であり、発注者となることで互いに利益を得ることが可能になりました。
このような体制を採ることで、海外に設置された工場に対する競争力もつけられますし、得意分野の技術の向上も図ることができます。
それに互いの共存共栄を実現できる点が、私共のような大手メーカーの発注をこなす業者にとって最大のメリットになるはずですし、何よりも現在の日本の工業界の時流に則しているようにも思うのです。

■記者:
現状を的確に把握することで、活路を開こうとお考えなのですね。

■高際:
ええ、そうです。私は様々なセミナーや講演会に出向き、各分野の最先端で活躍している方々の話を聞くようにし、周囲の状況を正確に知るように心がけています。
そして目先のことだけにこだわるのではなく、3年、5年先を見据えた上で計画を立てたり、目標を掲げるようにしているのです。
また不良品を出してしまった時にはその原因を徹底的に究明した上でスタッフ全員に説明し、二度と同じ失敗を繰り返さないようにしています。
一つの問題を全員で考えることで従業員の意識統一を図ることができますし、同じような問題が生じそうになった時にも事前に、速やかに対策を講じることができると思うのです。
優秀なスタッフが全力で仕事に取り組んでくれるから、こういった方針を採ることができるのですよ。ですから皆には技術者として、常に誇りを抱いてもいます。

■記者:
これからも業界をリードする企業として、ご活躍ください。


業務内容

金属加工 フリクションプレス ヘアライン加工 梨地(サンドブラスト) バフ研磨
アルミ加工 ステンレス加工 金属加工 メッキ加工 ダイヤカット加工 アルマイト加工 塗装